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100億の男を全巻読んだ感想

100億の男を全巻読んだ感想

100億の男を全巻読みました。100億の男は、国友やすゆき先生の作品で、特にこの100億の男は国友やすゆき先生の代表作の一つらしいです。全12巻と1日で一気に読める分量です。

ちなみに2018年に名探偵コナンに登場する安室透を100億の男にしようとTwitterなどを中心に盛り上がっていましたが、それとは全然関係ない話です。

このマンガのあらすじは、主人公の富沢琢矢はもともと普通のサラリーマンであったが、ある日母親の連帯保証人の借金100億円を負うこととなります。借金100億円を背負わされたことから、自分の人生を借金の返済相手に100億で売り、100億の価値のある男になろうと弱肉強食のビジネスの世界へと挑戦していく内容です。

ビジネス相手との権謀術数は、資産運用や商談といったものだけでなく、犯罪になるような謀略から女性との関係まで様々です。登場する様々なビジネス相手に女性が多いこともこの作品の特徴だと思います。

この作品が1994年~1996年頃に描かれたマンガということで、絵は最近の少年ジャンプに連載されているようなマンガとは少し違うなと感じました。ただ、私はそこまで気になることなく読めました。また、バブル崩壊後に描かれた作品ということで、そういった時代が作品に反映されているように感じました。ただ20年以上経過した今でも現実離れしているとは感じず読めました。バブル崩壊後から日本の経済状況が大きく変化していないということなのかもしれません。

この作品はいくつか会社が登場したりと、高校生以上、特に大学生や会社で働いているような人が楽しめる作品ではないかなと思います。