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GUNSLINGER GIRLを全巻読んだ感想

GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガー・ガール)を全巻読んだ感想

ガンスリンガー・ガールを全巻読みました。ガンスリンガー・ガールは相田裕先生の作品で、全15巻でちょうど100話でした。

完結は2012年ということで、少し前に完結したマンガという感じでしょうか。

分量としては、読みやすい程度だと思います。ガンスリンガー・ガールはアニメ化やゲームになっていて、人気のあった作品だったということを窺い知ることができます。

作品の舞台はイタリアですが、フィクションの世界ということになっています。様々な事情で身体に障害をもった少女たちが義体と呼ばれている人工の肉体と条件付けと呼ばれている薬による洗脳をもちながら、テロリストなどとの戦いに巻き込まれていくという話です。

また、この少女たちは、兄弟という意味のフラテッロと呼ばれる義体担当官がいます。こちらは義体化していない人たちでほとんど男性です。

この少女と青年のペアがいくつもあり、ストーリーが動いていく群像劇といえるような物語です。

最初は登場人物の紹介や設定の紹介を中心に話が進んでいきますが、途中から大きな戦いへと巻き込まれていき、どんどん読みすすめてしまいました。

自分の感情が本質なのか、薬によるものかという難しい話が綺麗に描かれていると感じました。

戦争もテーマですが、バトルや相手を戦略的に攻略していく話が好きな人にはあまり合わないと思います。

いろいろな葛藤がありながらも、現実に立ち向かっていく人間ドラマが好きな人にはおすすめのマンガです。