ぷろのーと

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2019年のドラえもん映画が楽しみな理由

2019年の春公開のドラえもんの映画の制作発表会見があったようです。金曜日のドラえもんのアニメの後に、映画の映像と一緒に紹介されていました。

2019年のタイトルは「ドラえもん のび太の月面探査記」です。

劇場版ドラえもんといえば、過去も未来も、深海から、宇宙までありとあらゆる場所が舞台になってきた夢とロマンの詰まった映画です。あとは、ジャイアンがとてもいいキャラに見えるジャイアン映画版の原理とかも聞いたことある人がいると思います。

劇場版にはマンガや、テレビ番組のドラえもんとはひと味違った良さがあります。

もちろん、ドラえもんは超子ども向けの映画なのですが、そのストーリーは例えば2017年に公開された「のび太の南極カチコチ大冒険」はTRPG好きな人にはクトゥルフでおなじみのラヴクラフトの「狂気山脈」を取り入れたようなストーリーだったと大人にも話題になっていました。

ドラえもんのストーリーは大人でも楽しめるストーリーであることが多いです。

さて、2019年のドラえもん映画がなぜ楽しみかというと、脚本が辻村深月さんだと知ったからです。

辻村深月といえば、「冷たい校舎の時は止まる」や「スロウハイツの神様」などを読んだことがありますが、"少し不思議"なストーリーの小説で、読んでいてとてもおもしろさがありました。また、思春期の感情を上手に表現していて、読んでいて懐かしいような、照れくさくなるような内容と、読後感がいいのも印象的でした。

そして辻村深月さんの「凍りのクジラ」は、各章のタイトルが、まずドラえもんのひみつ道具からとられていて、内容もドラえもんをがっつり意識した、著者のドラえもん愛を感じる作品でした。

ドラえもん愛があって、本格的な小説を書いてきた辻村深月さんが劇場版ドラえもんの脚本ということで、きっとおもしろい作品になっているということが、2019年の劇場版ドラえもんが楽しみな理由です。きっと子ども向けだけど、大人も楽しめるストーリーになっていると期待しています。

公開が待ち遠しいです。