ゲームに遊ばれているような気分について
ゲームってやっぱりとてもおもしろい。やっぱり誰かが面白いだろう、楽しいだろうって思って作っているわけでこれが面白いとしても、それは製作者たちの狙い通りなのだろう。
昔ならば一度購入してクリア、やりこんでしまうと限界というものもあったが、最近は、オンラインでアップデートや追加があったりして長い時間楽しめるものも多い。
ゲームが息抜きになったりストレス解消になったりすることもあるだろうから、これはこれでいいものだと思っている。
ただゲームやるのが辛いと感じることがある。じゃあ、ゲームは辞めろって話なのだろうが、面白いが故にそうはきっぱりやめられないのが辛いところである。
さてゲーム自体は悪くないんだが問題は熱中してしまうことだ。熱中しすぎてしまうといってもいい。これはゲーム以外にも趣味であれば当てはまることはあるだろう。例えば勉強をするゲームをしていない時間でもゲームのことを考えてしまっていたり、調べてしまったりする。なにがつらいってこの時間が将来の役に立つかといわれれば、役に立たないであろうと考えてしまうことだ。
他の趣味でも同じことはあるのだろうが、ゲームは特に更新の早い部類だと思う。同じゲームでも、スマホのアプリで配信されているゲームも含めて更新されると、数ヶ月前の情報は役に立たなかったりする。また、新しいものの開発、発売や配信も頻繁にある。例えばカメラでも盆栽でもなんでもいいが、そういった趣味でも技術や研究の進歩によってどんどん変化しているのだろう。それでも、ゲームと比べると進歩は緩やかでは無いかと思う。
この更新の早さがゲームをより辛くさせているところの一つだと思う。どんどん新しいものが出るから面白いがそれ故に過去に学んだことがあまり役に立たなくなる。
ゲームを遊んでいるつもりが、自分の時間が使われていてゲームに遊ばれているような気分になってしまう。ルールを決めても守るかどうかは自分次第になってしまう。意思が弱いといってしまえばそれまでだが、こういうのってどうにかして解決できないものだろうか。